恥うすい碑
2009年03月12日/ 沖縄の寄道観光
名護市源河から東村有銘にぬける山道にハジウスイ坂(ビラ)があった。
昔、有銘にオトという美しい娘がいた。いつしか、源河の若者久松と恋仲になった。
二人は山道の中間にある坂で毎夜、逢瀬を楽しんだ。ある夜、約束の時刻が過ぎても
久松が現れず、オトは待ちあぐんだ末、もしや男が変心したのではと疑い源河まで下ると、
男は村の娘たちとふざけて遊んでいた。
それを見たオトは落胆して峠に返し、ついに悶死(もんし)した。
久松はオトと会うことを思い出して、峠へ急いだが、そこには、すでに果てたオトがあった。
久松はオトの屍にしがみつき、枕を並べて相果てた。
後日、ここを通った村人が二人の見苦しい屍の上に木の枝葉をおおって通り過ぎた。
村人たちは、いつしか、この山道を通るときは、
恥をおおうという意味で木の枝葉を置くようになったとの伝説である <沖縄大百科事典より引用>
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Posted by 盛幸(もりゆき)タクシーグループ at 20:15│Comments(0)
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